【資金調達ガイド】商工中金とは?他の金融機関との違い

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皆様は商工ローンという名称を聞いたことがあるでしょうか。商工ローンとは商工中金におけるビジネスローンの通称で、現在数多くの中小企業に利用されています。しかし、商工中金が社会的に重要な役割を果たしているにもかかわらず、一般層へはあまり知られていない現実もあります。

そこで今回は商工中金について、どのような歴史があり、また現在どのような役割を果たしているのかをご紹介し、その上で資金調達における商工中金の利用についてお届けいたします。

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商工中金は中小企業への融資を目的として1936年に設立された政府系金融機関です。正式には株式会社商工組合中央金庫といいますが略して商工中金と呼ばれています。

事業の目的は「中小企業等協同組合その他主として中小規模の事業者を構成員とする団体及びその構成員に対する金融の円滑化を図るために必要な業務を営むこと」と定義し、商工中金に対する出資団体やその構成員に対して取引を行っています。

資本構成は大部分が政府出資で約46%を政府が保有しており、それ以外の資本も特定の出資団体からの出資金で構成されています。商工中金は設立以来協同組織金融機関として運営されてきましたが2008年に株式会社に移行。

数年間での完全民営化を目指し準備が進められていましたが、リーマンショックや東日本大震災への対応を考慮し完全民営化の時期は延期されています。

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